雨を集める①
これからの季節、ベランダは、野菜を育てたり、冬の間部屋に取り込んでいた観葉植物を日光に当てたりで、にわかに賑やかになるのですがひとつ苦労するのが水やりです。
真夏ともなり気温・陽射しが強力になってくると、多い日で2回、水を撒かないとたちまち枯れてしまう。ところが家のベランダには蛇口がなく、水やりのためにキッチンとベランダをジョウロを持って何度も往復しなければいけなくてこれがけっこう大変。
そこでベランダで雨水を貯める仕組みを作って水やりを楽しようと考えました。うまくいけば水道料金も節約できるかもしれない。雨はタダ!
一般的に雨水を利用する雨水タンクなるものは、雨樋の一部を切断してホースを取り付けタンクとつなぎ取水します。でもうちは賃貸ですから雨樋を壊したりするのは色々抵抗あるし、そもそもベランダにちょうどよい雨樋が見当たりません。
よくある雨水の貯め方。
そういうわけで雨樋を使わない雨水の貯め方をあれこれ考えて、ネットでも探してみたけど、ほとんど上記の雨樋の方法ばかりで(ちゃんと設置すると助成金が出る自治体もある)なかなかなかったんですが、それでも幾つか見つけて参考にしたりしながら、イメージを絵に起こしてみた。
傘を逆さまにして雨水を集めるのがいいなと思いました。単純明快で見た目がいいですね。
早速ホームセンターで材料を吟味しているところ。
色々な大きさのバケツ。
そこまで気をつかう必要はないので余談になりますが、雨水のpH値を確認したくなって、amazonで500円くらいのpH試験液を買って水を調べてみた。
左から水道水・雨水・メダカの水槽の水。緑色はpH7.0〜8.0なので中性。問題なし。問題があるとすればメダカの水が少し酸性に傾いてるので(黄色)、水換えをしてもいいかなという感じです。