こわくないおばけ

日記のようなもの

車の免許が取れなかった話

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私の持ってる唯一の資格は普通自動二輪免許です。

この免許があれば、400ccまでのバイクを運転できる。ただし排気量の大きいバイクは重くて運転するのがこわいので、125ccくらいまでのいわゆる原付2種といった、小回りのきく小さいバイクしか乗らない。

どうも自分は、大きなものを大きな力で操ることが向いてない気がする。大きな重機とか大きな船、飛行機とかを見るのは割と好きなんだけど。

車。バイクより圧倒的に大きくて重くて、パワーに溢れ全体的に馴染みのない光沢でツルッとしてる、車。とても自分の手には負えないもののような気がする。そんなものを操って、同じそんなものがせわしなく行き交う車道に出るなんて危険だと思う。車の運転なんて危険しかないのだ。

昔、休職したときに時間があったので、自動車運転免許を取るために教習所に通ったことがあった。でも運転の練習がどうしても好きになれず、行くのがめんどくさくなってすぐに行かなくなってしまった。教官が苦手だった。複雑な動作が全く不得意で、物覚えが悪いんだけど、さらに隣で矢継ぎ早に注意されるともう何が何だかわからなくなってだめ。集中している時に運転と関係のない世間話を時々挟んでくるのも許せない。結婚してます?結婚てどうですかねえ...?一体なんなんだ。

結局、仮免すら取れずに教習の期限が切れてしまった。車の運転は好きじゃないということを決して安くない金で認識できた。まあ私の日常生活では車は特になくても困らなかったので、必要性もなくやる気もあまりなかった。

車でどこか行くのは好きだけど、万年助手席ではカーナビ操作スキルと車内DJスキルが熟練するばかりで、運転してくれる人に少し申し訳なかったのと、車が不可欠な田舎で生活する日がいつか来るかもわからなかったから取れるのなら取っておこうと思ったけど、どうやら時は早かったみたい。

でも少しは運転を練習したので万が一、秩序も道路交通法もないパンデミックな世界が訪れても、乗り捨てられた車で廃車だらけの道路をゆっくり走って、人並みに安全地帯を目指せると思う。バイクもあるし。

人形を作る

「クーキー」というチェコのアニメーション映画を見て、登場する人形のキャラクターたちがたいへん魅力的だったので、自分もこのような人形が欲しくなり作ってみた。

 

なんとなくこんな感じがいいな、というのをノートに描いて、蒲田の大きなユザワヤへ材料を買いに行った。

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ちゃんとした人形なんて作ったことないので、見よう見まねで型紙を作る。

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生地を裁断。

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縫い合わせた。ドロイド君に見えて少し不安になった。

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目と口をつけて、綿を詰め込みました。

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枝とボロ切れで服?のようなものを作った。

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外に連れ出して、草むらの中とか祠みたいなところに置いてみたらけっこういい感じだった。

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捨てる服とかあったら、その生地などでまた作ってみたい。というか、映画「クーキー」を未見の方には是非見て欲しいです。

新しい土VS古い土

ホームセンターや園芸店に野菜の苗が出回る季節になった。今年も夏野菜を作ってみんなでおいしくいただきたい。

今年は、新しい土と去年使った古い土とで、同じ作物の収穫量に違いは出るのか、検証してみようかと思う。土は重くて運ぶのが大変で、できれば何度も使いまわしたかった。

板で仕切りをしてそれぞれ土を入れてみた。左が新しい土、右が古い土。本当は別々の鉢でやらなきゃダメだろうけど。

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古い土は去年、ニンジン(セリ科)を育てるのに使った土。使い終わった後、古い根を取り除いて太陽光で消毒し、ビニール袋に入れて数ヶ月放置しておいた。

植えるのは98円のピーマン(ナス科)。去年は二つの苗から50個以上採れた気がする

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連作障害とか、知識はあっても実際どういうものなのか経験しないとよくわからないことがたくさんあるので、いろいろと試してみたい。

浦賀を散歩した

浦賀を散歩しました。幕末に黒船が来航したところ。

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浦賀ドック跡地。幕末から約1000隻の船を作った造船所。錆びた建物が歴史を物語っている。

 

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停泊中の年季の入った船。

 

渡し舟に乗って浦賀湾の反対側に渡る。呼び出しボタンを押すとすぐにきてくれる。片道200円。

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 船から降りてなんかごちゃごちゃしていたところを見ていると、

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アメフラシがいた。まんなかのモヤモヤしてるやつ。

 

丘を越え北上し、東京湾の方に歩く。

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馬越海岸に着きました。中央に見える島は猿島

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10kmくらい歩いた。この日は寒かったけど、木や草や鳥など、少し春っぽかった。

福井旅行 2016.3

福井県を旅行してきました。永平寺一乗谷、恐竜博物館。

曹洞宗大本山永平寺

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永平寺 - Wikipedia

曹洞宗のお寺。創建年1244年。雲水と呼ばれるお坊さんが修行する道場がある。

到着するまで新幹線の中でこの本を読んでいた。

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食う寝る坐る永平寺修行記 (新潮文庫) | 野々村 馨 | 本 | Amazon.co.jp

著者は30歳で出家して永平寺で修行をした人。その修行生活のエピソードがめちゃくちゃにハードで、殴る蹴る暴言恫喝、パワハラ当たり前。実際、境内で見かける雲水さんはみな瘦せぎすで色白だけど、ストイックな迫力があった。そういうきびしい修行の場所に、わらわらと自分を含めた観光客が行ったり来たりしているのはちょっとへんな感じ。この本は少し古い本だが、こんなご時世でも書かれているような暴力的な修行がまかり通っているのだろうか。

一乗谷朝倉氏遺跡

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一乗谷朝倉氏遺跡 - Wikipedia

戦国時代の大名、朝倉氏のお城と城下町の遺跡。一時は越前の中心地として栄華を誇った町だったが、織田信長に滅ぼされてしまった。何も残ってませんが屋敷や城下町の土台がずーっと広がっていて、当時はさぞ賑やかだったことが伺えた。

これから桜の咲く頃はたいへん美しい風景のようです。

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福井県ホームページより

 

福井県立恐竜博物館

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竜王国でもある福井県の、日本で一番大きな恐竜博物館。恐竜好きなら一度は訪れたい場所。祝日だったこの日は、入館料無料で子連れで溢れかえっていた。自分は、お金出しても人の少ない日が良かったが、通路が広いのでそこまで気になりませんでした。楽しいですねここ。

勝山だけでなく福井のあらゆるところで恐竜を見かけた。

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福井よいところですね。

数年前に行った東尋坊もよかったし、また訪れたい場所。

 

おまけ。福井(越前)にゆかりのある武将、柴田勝家の家紋が小鳥でかわいい。

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雨を集める①

これからの季節、ベランダは、野菜を育てたり、冬の間部屋に取り込んでいた観葉植物を日光に当てたりで、にわかに賑やかになるのですがひとつ苦労するのが水やりです。

真夏ともなり気温・陽射しが強力になってくると、多い日で2回、水を撒かないとたちまち枯れてしまう。ところが家のベランダには蛇口がなく、水やりのためにキッチンとベランダをジョウロを持って何度も往復しなければいけなくてこれがけっこう大変。

そこでベランダで雨水を貯める仕組みを作って水やりを楽しようと考えました。うまくいけば水道料金も節約できるかもしれない。雨はタダ!

一般的に雨水を利用する雨水タンクなるものは、雨樋の一部を切断してホースを取り付けタンクとつなぎ取水します。でもうちは賃貸ですから雨樋を壊したりするのは色々抵抗あるし、そもそもベランダにちょうどよい雨樋が見当たりません。

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よくある雨水の貯め方。

 そういうわけで雨樋を使わない雨水の貯め方をあれこれ考えて、ネットでも探してみたけど、ほとんど上記の雨樋の方法ばかりで(ちゃんと設置すると助成金が出る自治体もある)なかなかなかったんですが、それでも幾つか見つけて参考にしたりしながら、イメージを絵に起こしてみた。

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傘を逆さまにして雨水を集めるのがいいなと思いました。単純明快で見た目がいいですね。

早速ホームセンターで材料を吟味しているところ。

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色々な大きさのバケツ。

 そこまで気をつかう必要はないので余談になりますが、雨水のpH値を確認したくなって、amazonで500円くらいのpH試験液を買って水を調べてみた。

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左から水道水・雨水・メダカの水槽の水。緑色はpH7.0〜8.0なので中性。問題なし。問題があるとすればメダカの水が少し酸性に傾いてるので(黄色)、水換えをしてもいいかなという感じです。

雨を集める②