つくばサイエンス遠足 2016.7
茨城県つくば市は筑波研究学園都市といって、国や企業の研究機関が集中しており、いろいろな博物館や科学館がある。
広く浅く博物館などが好きなので、つくばエクスプレスに乗って行ってみた。
JAXA | 筑波宇宙センター
言わずと知れた日本の宇宙開発を担う研究・開発機関。敷地の一角にある展示館で人工衛星やロケットの模型など見られる。ほんものと同じ状態で作られたものも多く展示してある。ふだんは入れない施設を含めた予約制の見学ツアーもあるみたいだけど、ここだけでもじゅうぶんに面白い。1時間に1回ある説明員の人の解説を聞きながら見学するのがオススメ。前から気になっていた人工衛星の表面に貼ってある金色のアルミホイルみたいなやつのことも教えてもらった。
地質標本館
地質調査総合センターの展示施設。岩石・鉱物・化石などの標本が多数展示されている。大量の石、石石石。奥が深いというか次元が違うかんじで、素人にはきれいだなとか変わってんなとかいう語彙のなさすぎる感想しか出てこない。私たち以外のお客さんは3人くらいしかいなかった。その人たちも明らかに関係者のようで、展示を見る目が違っており、なにやら専門的な話をしていた。硬派で渋い博物館。でも私も石ころを拾い集めるのは好きなので見ていて楽しかった!
筑波実験植物園(つくば植物園)
とっても広い植物園。屋外区画と温室が3つ。敷地面積14ヘクタールに約5,000種の日本国内外の植物が管理されている。見応えあります。屋外にはキノコやカエルなどの生き物もたくさん。蚊も多いので虫除けスプレーを持って行こう。
植物園の敷地の中に国立科学博物館の自然史標本棟(正確には植物園が国立科学博物館の1研究部門)があるんだけどここもすごい。
見学できるスペースは1Fのほんの少し。ガラス越しに大量の骨格標本が見られるだけなんだけど、この建物がすごかった。
7階まであるフロアはあらゆる標本でぎっしりらしい。上野の国立科学博物館に収蔵されている標本はここの建物にあるもののほんの1%にも満たないんだって!見たい...。あとで調べたところ1年に1回こちらの見学会をやっているとのこと。今年はもう終わってしまったようなので近いうちに是非行きたい。
あと、国土地理院の地図と測量の科学館にも行ってみたかったんだけど、圧倒的な情報量に晒された脳みそには1泊2日でここまでが限界であった。暑かったし。次の機会に。
最後に、つくばエキスポセンターでプラネタリウムを見た。プラネタリウムのプログラムは「火星へ行こう」とかいうやつだったけど正直少しハズレだった、案の定寝てしまった。