福井旅行 2016.3
曹洞宗のお寺。創建年1244年。雲水と呼ばれるお坊さんが修行する道場がある。
到着するまで新幹線の中でこの本を読んでいた。
食う寝る坐る永平寺修行記 (新潮文庫) | 野々村 馨 | 本 | Amazon.co.jp
著者は30歳で出家して永平寺で修行をした人。その修行生活のエピソードがめちゃくちゃにハードで、殴る蹴る暴言恫喝、パワハラ当たり前。実際、境内で見かける雲水さんはみな瘦せぎすで色白だけど、ストイックな迫力があった。そういうきびしい修行の場所に、わらわらと自分を含めた観光客が行ったり来たりしているのはちょっとへんな感じ。この本は少し古い本だが、こんなご時世でも書かれているような暴力的な修行がまかり通っているのだろうか。
一乗谷朝倉氏遺跡
戦国時代の大名、朝倉氏のお城と城下町の遺跡。一時は越前の中心地として栄華を誇った町だったが、織田信長に滅ぼされてしまった。何も残ってませんが屋敷や城下町の土台がずーっと広がっていて、当時はさぞ賑やかだったことが伺えた。
これから桜の咲く頃はたいへん美しい風景のようです。
福井県立恐竜博物館
恐竜王国でもある福井県の、日本で一番大きな恐竜博物館。恐竜好きなら一度は訪れたい場所。祝日だったこの日は、入館料無料で子連れで溢れかえっていた。自分は、お金出しても人の少ない日が良かったが、通路が広いのでそこまで気になりませんでした。楽しいですねここ。
勝山だけでなく福井のあらゆるところで恐竜を見かけた。
福井よいところですね。
数年前に行った東尋坊もよかったし、また訪れたい場所。
おまけ。福井(越前)にゆかりのある武将、柴田勝家の家紋が小鳥でかわいい。
雨を集める①
これからの季節、ベランダは、野菜を育てたり、冬の間部屋に取り込んでいた観葉植物を日光に当てたりで、にわかに賑やかになるのですがひとつ苦労するのが水やりです。
真夏ともなり気温・陽射しが強力になってくると、多い日で2回、水を撒かないとたちまち枯れてしまう。ところが家のベランダには蛇口がなく、水やりのためにキッチンとベランダをジョウロを持って何度も往復しなければいけなくてこれがけっこう大変。
そこでベランダで雨水を貯める仕組みを作って水やりを楽しようと考えました。うまくいけば水道料金も節約できるかもしれない。雨はタダ!
一般的に雨水を利用する雨水タンクなるものは、雨樋の一部を切断してホースを取り付けタンクとつなぎ取水します。でもうちは賃貸ですから雨樋を壊したりするのは色々抵抗あるし、そもそもベランダにちょうどよい雨樋が見当たりません。
よくある雨水の貯め方。
そういうわけで雨樋を使わない雨水の貯め方をあれこれ考えて、ネットでも探してみたけど、ほとんど上記の雨樋の方法ばかりで(ちゃんと設置すると助成金が出る自治体もある)なかなかなかったんですが、それでも幾つか見つけて参考にしたりしながら、イメージを絵に起こしてみた。
傘を逆さまにして雨水を集めるのがいいなと思いました。単純明快で見た目がいいですね。
早速ホームセンターで材料を吟味しているところ。
色々な大きさのバケツ。
そこまで気をつかう必要はないので余談になりますが、雨水のpH値を確認したくなって、amazonで500円くらいのpH試験液を買って水を調べてみた。
左から水道水・雨水・メダカの水槽の水。緑色はpH7.0〜8.0なので中性。問題なし。問題があるとすればメダカの水が少し酸性に傾いてるので(黄色)、水換えをしてもいいかなという感じです。
めだかの話
文鳥の他に、ベランダでめだかと小さなエビを飼っています。
去年の夏頃のビオトープ
数年前、近所のスーパーにひよこ豆を買いに行った時にいっしょに、プラスチックのコップに入って売られていた3匹のめだかを買ってきました。
最初は大きな瓶に入れて飼っていました。
見た目はインテリアっぽくて良かったのですが、大量に発生する藻の除去が大変で、しばらくしてから一番最初の写真にある大きなプラ舟に移しました。この飼い方は掃除がほとんど必要なくて簡単です。
この頃、ミナミヌマエビという小さな淡水のエビを投入しました。このエビはめだかとお互いに干渉しないので混泳が可能です。(混泳って混浴みたいですね)
様々な水草や睡蓮なども追加していきました。
めだかもエビも卵をたくさん産んで数え切れないほど稚魚が増えました。増えた分は友人に分けてあげました。
最初に水槽にしていた瓶は、
今はテラリウムにしました。
鳥の餌台②
鳥の餌台(バードフィーダー)をバルコニーに設置して一ヶ月たちました。
しかし、待てど暮らせど野鳥は大食いのヒヨドリしか来てくれません。
私の住んでいる家は、マンションの最上階で見晴らしが良いのですが、メジロやシジュウカラなどの小鳥にとっては隠れる場所がなく、餌を食べに来るにはたいへん向いてない場所のようです。
少しは隠れられる場所を作ってみようと思って、餌台を低い位置に移動して、植物を置いたり、枯れ枝を拾ってきて柵につけてみたりしました。
さらに、カラスやヒヨドリ、ムクドリなどの中型の野鳥が餌を独占しないように、小鳥だけ通れる隙間の粗いカゴで覆ってみました。
その結果、こんな感じになりました。
祭壇っぽくなってしまいました。
餌のある場所も何か罠のようです。
まだまだ改良の余地がありそうなので、春までもう少し続けてみようと思います。
りんごを食べるヒヨドリ。ガサツなのできらいじゃないけど好きでもない。